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2007年02月の記事 (1/1)

大井競馬5日目 

NARグランプリでは特別賞を矢作和人調教師が、最優秀騎手賞に内田博幸騎手、フェアプレイ賞には戸崎圭太騎手が大井から受賞した。

3年連続で選ばれた内田Jは年間勝利度数を更新するという偉業。
「数字のプレッシャーは重く自分を追いつめた一年だった」と振り返り、今年の目標を「三千勝の達成」「地方馬で中央GⅠ制覇」と掲げた。

噂される中央移籍の問題については明言を避け「地方所属のままフリーで乗りに行ける制度ができればいいんですが」と濁すに至った。


フェアプレイ賞の戸崎Jは次代の南関を背負う旗頭の一人。
最近の南関東競馬を見るかぎり世代交代の波がじわじわと押し寄せていることを痛感する。
「更なる上を目指して一つ一つ積み上げていきたい」と前進あるのみだ。
フェアプレイ賞の栄誉がぴったりな優等生イメージも納得、彼は生徒会長をしていたことがあるそうだ。

メインはキュアノスに騎乗。
内田Jのトネノキングと共に斬れ脚が武器。
2000メートルへの距離延長を味方にする

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大井4日目 フジノウェーブ

破竹の7連勝中のフジノウェーブ。
抜群の先行力で一気に駆け上がりA級入りした逸材だ。

「元々追切りは動くタイプだが今回もいい時計がでたね」と真鍋厩務員。

馬場改修したばかりで調教時計が掛かる傾向があるなか出色の好タイムをマークした。
ジョッキーたちに聞けば「クッションが気持ち悪い感じ」「重くて砂が脚に絡む」などというのが現在の大井コースの状況なのだ。

前開催直後からの約3週間、本コースが改修工事に入り、小回りで狭い内コース限定の調整するしかなかった。
普段ならこのうちコースでは本コースにまだ出せない若馬や気性の悪い馬が調教されるコース。
他場所開催に出走するなど追い切りをかけたい馬は1時間限定で追い切りタイムが儲けられていただけで、しかも事前申告制。
今開催の出走馬のなかには中間の調整が不十分だった馬もいるのが正直なところ。
それに改修馬場がプラスされて難しいレースが続くわけだ。


フジノウェーブは僚馬コアレスハンター(昨日の金盃3着した10歳馬)と共に改修中で使えなかった中間には船橋まで運んで追い切り敢行。
ビッシリ攻められて万全の体勢だ。
反動さえ心配したくらいだが、「あれだけの調教してもケロッとしてる。ホントで利口な馬だよ。あとは距離だね。千二でもスッと付けられる脚あるから大丈夫だとは思うが」。

確かにここ三戦だけ見ても1800、2000、1600そして今回は1200。
とまどいはないのかと考えてしまうが、「距離を問わない先行力」で連勝を延ばしてほしいものだ。
ここはタイトル制覇に向けての通過点だ。



大井競馬3日目 金盃


金盃。伝統の古馬重賞。
ハンデ戦として歴史を刻んできたが51回目の今年から斤量別定戦に変更された。

「11頭とはずいぶん少頭数になったね。ボンネビルレコードにとっては歓迎材料」と庄子調教師。

川崎記念は切れ脚発揮する場面もなく7着。
JBC3着の実績考えれば展開に泣いたとしかいいようがない。
「少し大事に乗りすぎた気もするね」と振り返った。

追い切りの前日に主戦の的場文Jが負傷するアクシデント。
所属の本村Jを背にした最終調整は控え気味だったが「状態はキープしているし間隔そうないから丁度良いくらい」という。
地元での巻き返しに期待しよう。


境町トレセンで調教を積んでいるパーソナルラッシュ。
移籍2戦目を迎える南関東の新星はダービーGP圧勝や米ブリーダーズC挑戦した超大物。
力量的には申し分ない。
「気性的に調整の難しい馬だからゆったりと手が掛けられる環境はぴったり。目つきから変わってきているし力差はない」(高橋三郎調教師)と進境。
川崎記念時以上に順調な調整ができたという。
そろそろ本領発揮といきたいものだ。

高橋厩舎からはもう一騎古豪コアレスハンターが出走するが金盃はなんと6度目。
最終調整は調教大将のフジノウェーブが相手だっただけに遅れはとったが内容は上々。
「もう10歳。年齢のわりに馬体が若い。衰え知らずのすごい馬だね。俺に似たのかな?」と高橋師。
「ホントそうっすよ。テキに似たイメージ(笑)」と6回の金盃出走を支えてきた藤原厩務員。

「若さの秘密ですか? 気の強さですかね。若い者には負けられないと本当に思ってそうですからこいつ」。
古豪健在です。

大井競馬2日目 ジンエンブレム

浦和最終日に負傷した的場文男騎手。
本馬場入場の際に騎乗しようとして(気性が悪くパドックでは乗れない馬だった)腹部を蹴られてしまった。

肋骨骨折、さらに腎臓や脾臓からも出血して集中治療室に入ったということで「重症」という噂が飛び交った。
当然復帰には時間が掛かるのではと思われていたが、すでに自宅へ戻るまでに快復しているという話を今朝ほど聞いた。
ホッとひと安心。
50歳で第一線を張る的場騎手だけに大事をとってほしいというのが本音だが、きっと、かなり無理して再起しようとしているのだと思う。
とにかく今は、お大事にしてください。


初日を見るとやはり時計は掛かり気味。
クッションに加えて砂も入れ替えられたことから粒子が粗くなっていることもあって細かくなるまではこの傾向は続きそう。
しかし、カーブは高速仕様(以前ほど減速が必要なくなった)に改修されたことから砂がこなれてくればいきなり高速モードにチェンジするだろう。

2日目の注目は3レース。

逃げて3着、差しても3着。堅実なレースぶりですっかり掲示板の常連になっているジンエンブレム。

「頑張ってるんだけどねぇ。あと一歩の決め手がほしい」
と赤間調教師のコメントもお馴染みになった。

効果を期待して前回はブリンカーを着用してみたが「ブリンカー着けたのは逆効果だったみたい。道中スムーズさを欠いてしまった」
と東原騎手。道中接触する不利もあったという。

「気が小さいからとブリンカー試してみたんだけど‥。状態は前回以上だし、カイバ食いが良すぎて体重増が心配なくらい」と織田厩務員。

今度こそ勝利を! 

大井初日 ブレイブスピリット

馬場改修後初の大井開催が始まる。

3コーナー、4コーナーに緩やかな傾斜をつけたことでカーブが回りやすくなったと
いう。
これまでよりスピードを落とす加減が楽になったと聞く。
また、基盤を整備したことで水はけが断然良くなり良い馬場状態を保ちやすくなった
こと。と同時にクッション性が高まり脚抜きも変わった。
今開催、特に初日はジョッキーたちも脚をはかりながらの騎乗となりそうなのだ。
思わぬ波乱が起きるかも!?

さて、メインは雲取賞。
クラシックへとつづく大事なステップ戦である。

道営から転入したブレイブスピリットが休養を挟んで2連勝で春への名乗りを上げて
きた。

「緒戦を勝ったあと短期放牧に出したこと。これが良かったんだと思います。道営時代の連戦の疲れが解消されて強さは予想以上」と峯田厩務員。「ただね、追い切りで動かない本番タイプ。乗る人は大変かも‥」と続けた。

どう大変なのか気になって跨った坂井調馬手に聞けば「追い切りは内にササってしまって」と神妙な表情。

「気性的に克服しなければならない課題がありますね。砂を被ったらどうなるか、馬群にモマれたらどうなるか。覚えなければならないことがまだたくさんあります。目指している先がある楽しみな馬ですから」。

辛口になるのは「目標はクラシック」ということなのだ。

素質を買ってみたい。